Levan Tsintsadze's instruments
Levan Tsintsadze's instruments
私が使用している楽器は、ジョージア(旧グルジア)のメーカー「レヴァン・ツィンツァゼ Levan Tsintsadze」の製作した楽器です。私は今、このメーカーのヴァイオリンを3挺所有していますが、そのうちの2挺は日本で使っています。現在、日本では20挺近くのツィンツァゼの楽器が各地で活躍しています。
レヴァン・ツィンツァゼは、私が勉強していたトビリシ音楽院のヴァイオリンの先輩です。彼は音楽院卒業後にイタリアに渡り、ストラディヴァリウスで有名なクレモナの弦楽器製作学校を卒業しました。各地の弦楽器製作コンクールでも受賞しています。ジョージア(旧グルジア)において専門的に弦楽器を製作しているのはツィンツァゼ一人だけです。ツィンツァゼが60歳を迎える2018年には、彼が製作した楽器を集めた室内オーケストラのコンサートがジョージア(旧グルジア)で予定されています。私もそのコンサートには指揮とソロ演奏で出演します。
2002モデル 2009モデル
彼の楽器は、ストラディヴァリ・モデルを基本として作られていて、バランスが良く、明るく華やかな音が特徴的です。
ツィンツァゼの楽器を日本の皆さんにも是非、使ってもらえたら幸いです。そして私は、彼が新しい楽器を製作していくサポートをしたいと思っています。今、日本で私が使っている2挺のヴァイオリンに興味がある方がいらっしゃれば、ホームページのお問い合わせよりご連絡ください。また、今ある2挺のヴァイオリン以外にも新しく注文することもできます。
(ギオルギ・バブアゼ)